地震大国日本でも安心!旅行中でもできる災害対策

山梨県は、日本のほぼ真ん中に位置し、まわりを富士山や南アルプス、八ヶ岳などの名峰に囲まれた自然あふれる地です。

富士山は特に人気の観光地ですが、過去に何度も噴火を繰り返してきた活火山だと知っている方は少ないのではないでしょうか。

1707年の噴火を最後に現在まで平穏を保っていますが、富士山は現在も、噴火の可能性のある活火山なんです!

そして、その噴火を誘発する原因のひとつが「地震」と言われています。

そのため、「旅行中に地震が起きたらどうしよう」と、不安に感じる方もいますよね。

地震などの災害の発生を事前に予測するのは非常に困難ですが、安全対策を講じるのは可能です。

そこでこの記事では、富士山のある山梨県だからできる災害対策を紹介します。

この記事を読めば、安心して山梨県を訪れることができますよ。 

目次

おすすめの災害情報サイト・アプリ

やまなし防災ポータル

引用:https://clip.zaigenkakuho.com/bosai_site_pref/

URL:https://pref-yamanashi-bousai.my.salesforce-sites.com/

災害時には情報をリアルタイムで更新してくれる防災ポータルサイトです。

多言語にも対応しているため、近くの避難所などに困った際にはこちらのサイトをチェックしてみましょう。

対応言語
日本語
インドネシア語
タイ語
フランス語
ポルトガル語(ブラジル)
英語
韓国語
中国語(簡体字)
中国語(繁体字)

提供情報
緊急情報
気象情報
土砂災害
地震情報
避難情報
避難所

safety tips

引用:https://www.rcsc.co.jp/safety-tips-jp

Android
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.rcsc.safetyTips.android&hl=ja&gl=US&source=sh%2Fx%2Fuk%2Fm1%2F1&kgs=20071902eedd062f

iPhone
https://apps.apple.com/jp/app/safety-tips/id858357174

旅行者が必要な最新情報を提供してくれる、日本政府観光局のアプリです。

最新の災害情報をプッシュ通知機能で知らせてくれるので、事前にインストールしておくと素早い情報を得るのに役立ちます。

対応言語
日本語
英語
韓国語
中国語(簡体字)
中国語(繁体字)

提供情報
気象警報
地震情報
気象情報
噴火警報
熱中症情報
医療機関情報
交通機関情報
避難情報
事前学習
コミュニケーションカード
緊急連絡先情報

災害時に役立つグッズ

旅行中に持ち歩いていると、万が一の災害時にも役立つグッズを紹介します。

スマホ・モバイルバッテリー

災害時はライフラインが止まり、停電が起きる可能性があります。

しかし、スマホがあれば、ライト機能で代用が可能です。

充電のためにモバイルバッテリーがあると、なお安心できます。

タオル・マスク

毛布代わりにタオルをかぶれば、体を温められます。

また、万が一怪我をした際にも、包帯や三角巾の代わりに応急処置として使用できます。

マスクは、地震による建築物の倒壊で起こる粉じん対策や避難所での感染予防対策として非常に有効です。

お菓子

チョコレートやビスケットなどのお菓子は、避難時の保存食や保存水として役立ちます。 

特にチョコレートは、エネルギー源としても有効なので、バッグの中に入れておくと良いですね。

原料のカカオに含まれるGABA(γ-アミノ酪酸)は、不安やストレスを緩和する働きがあるのでおすすめです。

地震が起きたときの対処法【場所別】

こちらでは、地震が起きたときの対処法を紹介します。

地震が起きたときは、まず自分の身の安全を考えて、迅速に行動しましょう。

パニックにならず、落ち着いた初期行動が重要です。

宿泊施設にいるとき

倒れやすい棚やガラスなどから離れ、落下物から頭を守るために机の下にもぐります。

机がない場合などは、頭をクッションや衣類などで覆いながらその場にしゃがみましょう。

部屋の中にいる場合は、地震の揺れでドアが開かなくなるのを防ぐため、部屋のドアは開けたままにしておきます。

揺れがいったんおさまるのを待ち、部屋の外を確認してから、宿泊施設の従業員の指示に従い避難を開始します。

慌てて部屋から飛び出さないように、落ち着いて行動しましょう。

商業施設にいるとき

スーパーやデパートなどの商業施設では、ガラスケースや天井からの吊り下げ物などが落ちてくる可能性があります。

そのため、ガラスケースからはなるべく離れて頭を保護しながら、その場にしゃがみましょう。

揺れがおさまるのを待ち、従業員の指示に従い階段を使って避難を開始します。

慌てて出口や避難階段に殺到すると、二次災害が起きる場合があるので、落ち着いて行動しましょう。

電車やバスの中にいるとき

電車は災害時、安全装置が働き緊急停止する場合があるので、必ず吊革や手すりにつかまり姿勢は低くしましょう。

荷物棚からの落下物に注意しながら、バッグなどで頭を保護します。

また、電車やバスが停止しても、慌てて外に飛び出すと危険です。

乗務員の指示に従い、避難を開始します。

ハイキング・登山中のとき

崖や登山道からの滑落の危険があるので、木にしがみつくかその場にしゃがみます。

また、万が一噴火が起こった際には、山小屋や岩陰などに一時避難し、火山灰が降ってくる前にマスクや湿らせたタオルで口を覆います。

周りに何もない場合は、なるべく身体を小さくしてバッグなどで頭を守ります。

収まったら、地すべりや落石などに注意し、直ちに下山しましょう。

おわりに

今回は、旅行の時にも便利な災害対策を紹介しました。

事前に安全対策をすれば、地震大国日本でも安心して旅行を楽しむことができます。

世界文化遺産の「富士山」を見に、ぜひ山梨県を訪れてみてくださいね。

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