日本に旅行した際に、日本ならではの味である「和食」を楽しみたいと思ったことはありませんか?
そんな和食に欠かせないのが、お米!中でもおにぎりは手軽に楽しめるものとして親しまれています。
食べやすい・栄養価が高い・美味しいと3拍子揃っていて、コンビニのおにぎりはもちろん、おにぎり専門店にも多くの観光客が訪れています。
そこで今回は、日本の代表的な観光地の一つ「山梨県」で食べられる美味しいおにぎりを紹介します。
山梨でしか食べられないご当地おにぎりもあるので、ぜひ参考にしてみてください。
百万遍おにぎり

厄払い・無病息災・安産祈願などを込めて、握られるおにぎりです。
昔は熱湯をかけて消毒した小石を中に入れていました。
その理由は、小石入りのおにぎりを食べた妊婦は、安産であると言い伝えられていたからです。
現在では、茹でた小豆や栗を入れた混ぜご飯を、ほどよい塩加減で丸く握ります。
秋が旬の栗と小豆という二つの味覚が混ざったおにぎりを食べることで、日本の四季を感じられるでしょう。
9〜11月から山梨県のおにぎり専門店などに並びますが、食材さえ手に入れば自分でも作れます。

甘納豆赤飯おむすび

山梨では定番の甘じょっぱいおにぎり!
「甘納豆」とは、砂糖で煮詰めた豆にさらに砂糖をまぶして乾燥させたもので、納豆菌で発酵させる「納豆」とは別物です。
甘納豆赤飯は、甘いといっても豆だけが甘く、ご飯自体はあまり甘くありません。
ごま塩をかけて甘じょっぱくなった状態が、地元民に人気の味です。
北海道や青森県から伝わったとされていますが、今ではコンビニでも北海道と山梨限定で販売されるほど親しまれています。
まぜご飯

山梨で親しまれている家庭の味、炊き込みご飯をイメージしたおにぎりです。
具材は鶏肉・人参・ごぼう・ちくわ・椎茸・いなり皮(甘辛く煮た油揚げ)の6種類!
甘くて濃いめの味付けで、山梨県内のセブンイレブンで手軽に購入できるので、小腹を満たしたいときにぴったりです。

他にも、山梨は、「さんまめし」や「にんじんめし」といった炊き込みご飯が有名で、郷土料理として伝わっているんですよ。
「さんまめし」とは?
海のない地域として有名な山梨県ですが、秋になると質の良い新鮮なサンマが出回ります。
旬のサンマと新米を一緒に炊きあげた料理が「さんまめし」!
忙しいときでも美味しく仕上がる調理法のため、現在でも多くの家庭でつくり続けられています。
「にんじんめし」とは?
山梨県の市川三郷町では、食物繊維を多く含み、栄養価が高い「大塚にんじん」が有名です。
この「大塚にんじん」を使った炊き込みご飯が、「にんじんめし」!
地元のお祭りなどでもふるまわれるなど、古くから親しまれています。
市川三郷町の「大塚にんじん」についてはこちらからもチェックできます!
まとめ
今回は、山梨県で食べられる美味しいおにぎりを紹介しました。
おにぎりがあれば、世界文化遺産の富士山や、富士五湖を見ながらのお手軽ピクニックも楽しめます。
JAPANOPIA FUJI +では、他にもおにぎり専門店や、お米をもっと美味しく食べる土鍋専門店も紹介しています。ぜひチェックしてみてくださいね!
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