日本の国の象徴花として知られており、日本人にとっても大切な花である「桜」。
毎年、春の短い期間にしか見られないことから、日本特有の四季の美しさ・儚さを感じさせる花として知られています。
特に関東地方などでは毎年、3月中旬〜4月中旬に咲きほこり、国内外の人々を魅了し続けています。
中でも、山梨県は桜とともに富士山や湖の美しい景色を楽しむことができると大人気!
今回は、富士五湖の中でも人気の「河口湖」周辺で楽しめる、富士山の景色を見ながら桜を堪能できるスポットをピックアップしました。
2025年の山梨県の桜の開花予想は3月25日と言われています。(2025年3月6日発表)
観光地巡りなどと合わせて、是非、春の旅行の参考にしてくださいね。
富士山・河口湖・山中湖・忍野八海などが映る、山梨県主要箇所のライブカメラも一緒に掲載していますので、そちらも桜の開花状況と合わせてご覧ください!
新倉山浅間公園

河口湖の東側に位置しており、富士山が最も美しく見える公園として知られている、言わずと知れた山梨県一の桜の名所。
桜×富士山×五重塔の贅沢な景色が見られると人気で、4月1日~4月18日には「新倉山浅間公園桜まつり」が開催されます。
398段の階段を上った先にある展望デッキから、富士吉田市の歴史ある街並みと富士山の美しい姿を望むことができますよ。
「新倉山浅間公園」×「新倉富士浅間神社」についての魅力・見どころ・アクセスはこちらから!

合わせて楽しむ!富士吉田のディープスポット「西裏」
新倉山浅間公園の後に楽しみたいのが、昭和レトロな雰囲気が味わえるディープな飲み屋街として親しまれている「西裏」通り。
昔ながらの風景から、「時をかける少女」や「ALWAYS 3丁目の夕日’64」など、様々な日本のドラマや映画のロケ地としても利用されています。
居酒屋やバーなどが夜遅くまで営業しているため、まるで日本の昭和時代にタイムスリップしたかのような気分を味わうことができますよ。
<ライブカメラ>富士吉田市
ここまで紹介した「富士吉田市」の桜の開花状況や、新倉山浅間公園、そして近隣の道路状況をすぐに確認できる「ライブカメラ」の映像はこちらから!

富士・河口湖さくら祭り

見どころは、河口湖北岸に位置する「河口湖円形ホール」近くを中心に咲き誇る、約200本のソメイヨシノと富士山の景観!
メイン会場は、秋には「富士河口湖紅葉まつり」も楽しめる「もみじ回廊」や「河口浅間神社」の近く。
「河口浅間神社」及び、お土産などを購入できる最新スポット「旅の駅 Kawaguchiko Base」についてより詳しく知りたい人はこちらから!


さくら祭りの期間中は、クラフト市なども行っており、屋台の出店もありますよ。
フルーツ王国山梨県ならではの「桃スムージー」や、桜に関連した商品も多数あり、散策にぴったりです。
2025年、第15回 富士・河口湖さくら祭りの開催は、4月1日~4月13日!富士山と桜の素晴らしい景色を是非見に来て下さいね。

大石公園

河口湖北岸に位置する、富士山と河口湖の絶景が楽しめる場所として毎年多くの人が訪れる観光スポット。
大石公園の春には、ピンクや黄色、白といった可愛らしい色合いの花が咲き誇ります。
そして、メインである桜をはじめ、チューリップ・菜の花・芝桜など、約20種類もの植物が訪れる人を出迎えます。
「大石公園」を巡るモデルコースはこちらから!

芝桜は桜の仲間ではない?
芝桜は桜の仲間ではないことを知っていましたか?
桜はバラ科の植物に分類されていますが、芝桜はハナシノブ科の草花で、花びらが桜の形に似ていることから芝桜と名付けられました。
芝桜は、一面に花を咲かせ、花の絨毯のように見えるのが特徴です。
赤・ピンク・淡青など、さまざまな色が一面に咲き誇り、グラデーションが楽しめます。
芝桜を楽しみたいなら、毎年4月下旬~5月下旬に本栖湖近辺で開かれる「富士芝桜まつり」がおすすめ!
首都圏最大級約50万株のコントラストが美しい芝桜が、広大な敷地に咲き誇りますよ。
「富士芝桜まつり」の2025年度の開催は、4月12日~5月25日!詳しくはこちらから!
長崎公園

河口湖の北岸に位置しており、河口湖に突き出ている場所にあるため、裾野の広がる富士山と桜を一緒に撮影できるスポットです。
まるで絵画のような絶景の桜風景が見られるのが特徴で、自然の雄大さと桜の繊細さを同時に楽しむことができるおすすめの場所。
運が良ければ、富士山が湖上に逆さに映る「逆さ富士」と桜を同時に写真に収めることも!
まだ、あまり知られていない隠れスポットなので、静かな雰囲気の中でゆったりと絶景を楽しむことができますよ。
八木崎公園

河口湖南側に位置する、河口湖を一望できる公園で、野鳥の観察スポットとしても人気がある場所です。
毎年6月には、一面にラベンダーが咲き誇る「ハーブフェスティバル」の会場として有名な公園ですが、実は桜の観光地としても知られています。
桜並木をゆっくり歩きながら富士山を眺められるとして、ワンちゃん連れの家族にも隠れた人気があります。
風が吹くと、花びらが舞い散る桜吹雪が広がり、まるで絵本の1ページのような幻想的な光景が楽しめますよ。
シッコゴ公園

河口湖の南側に位置する、広々とした芝生広場が特徴の「シッコゴ公園」。
桜の見ごろになると、芝生広場から駐車場までの約300mにかけて桜が咲き誇り、ピクニックやお花見におすすめです。
毎年4月には、この場所で900年以上の歴史を誇る「やぶさめ祭り」が執り行われ、武者姿の射手がかぶら矢を放つ光景を見られます。
迫力のあるその姿から、まるで戦国時代にタイムスリップしたかのような趣を感じることができますよ。
2025年の開催日は、4月29日!周辺の観光スポットと合わせて是非楽しんでくださいね。

冨士御室浅間神社

富士山最古の神社として、「富士山世界文化遺産」の構成資産の一つとして登録されており、武田家をはじめとする武将の祈願所としても使われていた歴史ある場所。
かつて富士山の二合目にあったことから、パワースポットとしてもエネルギーが強いと言われており人気で、金運アップのご利益があると言われています。
境内には、ソメイヨシノなど約200本の桜が咲き誇る様子を堪能でき、先ほど紹介した「シッコゴ公園」と近いので、合わせて楽しめます。
大鳥居と桜並木が織り成す風景は壮観で、満開に咲き誇る桜の鮮やかさは、訪れる人々を魅了します。
「冨士御室浅間神社」の魅力や見どころについて詳しく知りたい人はこちらから!

富士ビューホテル

3万坪の庭園があり、春夏秋冬通して季節ごとの景色が楽しめますが、春には300本以上の桜が咲き誇ります。
中でも、枝が地面に向かって垂れ下がった姿が優雅で、頭上から沢山の桜の花が降ってくるかのような「しだれ桜」と、富士山の景色は大人気!
宿泊されなくても、誰でも自由に庭園内を散策できますが、桜をじっくりと独り占めしたいのなら、1泊2日などの宿泊プランがおすすめ!
絶景の富士山を眺められる展望風呂や、庭園を優雅に眺められるバルコニーを設けた客室などもあり、桜の名所巡りと合わせた宿泊にぴったりですよ。
<ライブカメラ>富士河口湖町
ここまで紹介した「富士河口湖町」の桜の開花状況や、近隣の道路状況をすぐに確認できる「ライブカメラ」の映像はこちらから!

忍野八海

河口湖駅から車・バスなどで約30分ほど。富士山の伏流水に水源を有する8つの湧水池を巡ることができる、忍野八海。
実は、桜の名所としても人気で、富士山をバックにアーチ状に咲き誇る桜を楽しめるスポットとして知られています。
透き通る忍野八海の湖に映る桜の木や、水面に浮かぶ桜の花びら、そしてライトアップされた夜桜も楽しめることが特徴です。
周囲には食べ歩きスポットもたくさんあり、朝から晩まで日本の桜並木を楽しめますよ。
「忍野八海」巡りについて詳しく知りたい人はこちらから!

周辺のグルメスポットもこちらからチェック!



お宮橋(新名庄川の桜並木)

春の忍野八海巡りと合わせて楽しみたいのがこちら!
自然豊かな河川である「新名庄川」の脇に、ソメイヨシノが400mほど並ぶスポットがあります。
中でも、桜と富士山が美しく見えるポイントとして隠れた人気があるのが「お宮橋」。
忍野八海の中心地からは少し離れた場所にあるため、静かにゆっくりと桜景色を楽しみたい人におすすめです。
桜をゆっくり堪能するなら「グランドーム富士忍野」!

世界文化遺産「忍野八海」から徒歩約20分、忍野八海巡りや桜の名所巡りに便利なのが、「グランドーム富士忍野」!
敷地内には桜の木があり、雄大な富士山をバックに、敷地内でのんびりと桜の木を眺められるのが特徴です。
また、ドリンクやおつまみが無料となるオールインクルーシブサービスを用意しており、山梨のご当地ワイナリーを楽しみながら、贅沢に桜と富士山の景色を堪能できます。
ドームテントである「アクアドーム」・日本初登場のオリジナルテント「ラピステント」・一日一組限定のヴィラタイプの「ヴィラフォレスタ」の3種類の客室があり、アウトドア感満載。
全棟に客室温泉が付いているため、24時間いつでも、春風を感じながらのんびり入浴することができます。
食事は、富士湧水が育んだ山梨のご当地食材を中心に提供されるグランピングBBQで、大人数でも賑やかな夜を過ごせますよ。

<ライブカメラ>忍野村
ここまで紹介した「忍野村」の桜の開花状況や、近隣の道路状況をすぐに確認できる「ライブカメラ」の映像はこちらから!

まとめ
今回は、人気の観光スポット「河口湖」周辺で楽しめる桜×富士山の観光スポットについて紹介しました。
日本の四季の中でも人気の高い「春」の風物詩である桜を見に、是非足を運んでみてくださいね。

