初心者必見!スノーボード・スキー 基礎ガイド

冬のスポーツとして人気のスノーボードとスキー。

初心者にとっては、基本的な知識や技術を身につけることが楽しい滑走ライフへの第一歩ですよね。

本記事では、スノーボード・スキーの、初心者向けの滑り方、さらには簡単に挑戦できるトリックを紹介します!

また、スキーに関する基本やおすすめのアイテム、山梨県で楽しめるスキー場も紹介。

これからスノースポーツを始める方にとって役立つ情報が満載ですよ。

目次

スノーボードについて

基礎知識

基本姿勢

スノーボードでの基本姿勢とは、どのような姿勢にも変化できる「中間姿勢」のことを言い、ボードの真ん中に乗るのがなにより大切です。

ボードの上に足をセットしたら、安定した姿勢を保つため、膝を軽く曲げるようにして立ちます。

滑っている間は、常に膝を曲げておくことが重要です。

初心者の方は、このときに両手を横にして広げるようにすると、バランスをとりやすくなります。

初心者向けのおすすめの滑り方「木の葉滑り」

スノーボード初心者におすすめな滑り方は「木の葉滑り」で、斜面に沿って木の葉が舞うように滑る動きです。

ゆっくりとした滑りで、初心者がスピードを抑えながらターンの感覚を掴むのに適しています。

斜面に対してボードを横に向けたまま、真下へ降りる「サイドスリップ」の状態から、前足にしっかり体重を乗せて、行きたい方向を見ます。

すると、ボードはするすると行きたい方向へ進んでいきます。

木の葉滑りは、基礎を固めるために非常に重要なテクニックですので、ぜひ練習してみてくださいね!

止まり方

ボードを進行方向に対して横向きにすると安全に止まることができます。

体を後ろに傾け、上半身をリラックスさせることがポイントで、しっかりと雪に押し付けることでスピードを抑えます。

人の多いゲレンデで急ブレーキするのは危険なので、徐々に減速することが大切!

何度も繰り返すとでできるようになるので、まずは平らな場所で練習してみてください。

転び方

スノーボードは、一つのボードに両足が固定されているので、初めのうちは滑るのが怖いと感じますよね。

練習をしていると、何度も転ぶ可能性は増えますが、楽しみながら続けるためにも、安全な転び方を学ぶのは大切です。

転びそうだと思ったら、「とにかくしゃがんで、ヒジや尻からスライディングすることで衝撃を減らす」ように意識しましょう。

しゃがめたけれど、お尻からは転べないと思ったときには、おなかから転んでみましょう。

手をついて転ぶと、捻挫・骨折・脱臼などのリスクが高くなるので、なるべく手はつかずに、ヘッドスライディングをするように全身で転んで衝撃を逃がしてくださいね。

立ち方

引用:https://skiski.jp/snowcomi/2022-001/

転んだ後にすぐに立ち上がれるように、立ち方も練習しておきましょう。

膝をついて手を使って体を支えながら、後ろ足をボードに引き寄せて立ち上がります。

最初は、平坦な場所で練習すると良いでしょう。

また、友達や家族などがいれば、手を引っ張ってもらって起き上がることができます。

どうしても立ち上がるのが難しい場合は、コースの脇に避難し、片足だけボードのビンディングを外して立ち上がります。

転んで起き上がれなくなると、他のスノーボーダーに接触する危険があるため、なるべくスムーズな動作ができるように心がけるのが重要です。

リフトの乗り方・降り方

リフトに乗る際は、ブーツをスノーボードの板に固定する器具である「バインディング」を外します。

リフトが来たら、ボードをまっすぐにし、後ろを向いてリフトが来るのを目で確かめ、乗車します。

リフトが動いている間は、急に動くと、バランスを崩してしまう可能性があるため、体をリラックスさせ、静かに座っていることが大切です。

降りるときは、そのまま真っ直ぐ滑り降り、リフトを降りたら速やかにその場から離れましょう。

その後、リフト下り場から離れた場所や「バインディング装着エリア」などで、しっかりと再装着しましょう。

リフト乗り場・リフト降り場には、ゲレンデのスタッフがいるので、スタッフの指示に従ってくださいね。

初心者でも挑戦できる!簡単トリック(技)集

スノーボードで、トリック(技)を決められたらカッコ良いですよね。

トリックを成功させると自信も付き、仲間との楽しさも倍増します。

こちらでは、少し慣れてきたら挑戦したい、初心者でもできる簡単なスノーボードトリックを紹介します。

オーリー

ボード(板)をしならせて跳ね上がる動作のことです。

ジャンプ台で飛ぶための基礎になる、トリック上達には欠かせない技術になります。

ジャンプ

小さな丘やジャンプ台を使って、ジャンプする練習をします。

着地の際には、膝を曲げてバランスを保ちましょう。

スライド

スノーボードのポピュラーなアイテムである「ボックス」や「レール」の上をスライドする練習です。

基本姿勢のまま軽くジャンプするように乗り、トリックをきめながら滑り切ります。

180°ターン

ジャンプしながら体を180度回転させます。

最初は小さなジャンプから始めて、徐々に高さを増やしていきましょう。

レンタルOK!スノーボードに必要なアイテムとは?

スノーボード

自分のスタイルや、体格に合ったサイズのボードを選びましょう。

ビンディング

ボードに取り付ける部分です。

しっかりと足を固定するため、適切なサイズを選ぶことが重要です。

ブーツ

スノーボード用の専用ブーツです。

柔らかめのものから硬めのものまで、好みに合わせて選びましょう。

スノーボード用のブーツについて

柔らかいブーツ
メリット: 柔軟な動きが可能です。初心者には向いています。
デメリット: 高速での安定性や、急なターンのコントロールが難しい場合があります。

硬いブーツ
メリット: 高速での安定性が得られます。上級者向け。
デメリット: 動きが制限されるため、初心者には扱いにくいかもしれません。

普段履いているスニーカーで滑ったらダメだめなの?
スニーカーではスノーボードには向いていません。ブーツは足首をしっかりサポートするため、怪我のリスクを減らします。また、スニーカーでは、ボードとの接続が良くないため、安定した滑走ができません。
自分の滑り方やスタイルに合ったブーツを選ぶことが大切です!

ウェア

防水・防風性のあるジャケットとパンツ。

動きやすさも考慮して選ぶと良いです。

グローブ/ヘルメット/ゴーグル

転んだ時に身体を保護するために、自身のサイズに合ったものを着用しましょう。

スキーについて

基礎知識

基本姿勢

「スネの角度と背中の角度が平行になり、かかとと頭を結んだ線が地面と直角になる姿勢」が正しいポジションです。

より、イメージしやすいように言うのであれば、「ジャンプした後に着地した姿勢」です。

この基本姿勢を意識して練習することで、スキーがより楽しく、安全に楽しめるようになります。

自宅でもできるので、まずは練習してみてくださいね!

初心者向けのおすすめの滑り方「八の字滑り」

別名、「ボーゲン」とも呼ばれる、スキーの基本的な滑り方です。

スキー板の前側を内側に向けて八の字状にしたまま、膝を軽く曲げて腰を落として滑ることで、スピードを抑えながら滑ることができます。

止まり方

止まりたい時は、「逆ハの字」で止まります。

かかとを押してハの字を広げるときに、スキーのトップが重ならないようにすることと、左右均等に力を入れることがポイントです。

 転び方

前方に転ぶと顔や腕を痛める可能性があるため、とにかく横に転ぶことを意識します。

板は平行にそろえ、ストックは手放すことも怪我の防止につながります。

立ち方

引用:https://surfsnow.jp/article/howto/ski/detail/ski014/

転んだときにすぐに立ち上がれるように、立ち方も練習しておきましょう。

転んだら、まず膝をついて体を支え、両膝を使って踏ん張り、ポールの支えも利用して立ち上がります。

立ち上がる際は、周囲の状況を確認しながら安全に立ち上がってくださいね。

初心者でもできる!トリック(技)の種類を紹介

スキーの醍醐味の一つとして、トリック(技)があります。

スキーにおけるトリックは、ダイナミックで迫力があり、注目度も増すでしょう。

こちらでは、少し慣れてきたら試したい、初心者でもできる簡単なスキートリックを紹介します。

ジャンプ

小さなジャンプ台や、自然の小さな盛り上がりを利用します。

膝を軽く曲げてスピードをつけ、ジャンプする直前に膝を伸ばして、ボードを持ち上げる感覚で飛びます。

ターン

平坦な場所または緩やかな斜面で、滑りながら体重を後ろ足に移動し、ターンしたい方向に体をひねります。

ボードを使って回転し、滑る方向を変更します。

ボックス・レール乗り

スキー場にあるパークエリアにて、スピードをコントロールしながら近づきます。

スキーの中心を意識して乗り上げ、進みます。

スピン(小さな回転)

小さなジャンプを使って、例えば90度などで、空中でスピンをします。

着地後は、スムーズに滑り続けることを意識します。

スキーに必要なアイテムとは?

スキー板

初心者の方、滑りが安定しやすい「オールラウンドモデル」をチョイスしてみてください。

レンタルの際は、スタッフが教えてくれますよ。

ビンディング

スキー板とブーツをつなぐ重要な部分です。

適切に調整することで、安全性が高まります。

スキーブーツ

スキー板にフィットし、しっかりと足を固定できるブーツが必要です。

快適さや保温性も考慮して選びます。

ストック(ポール)

スキーを滑る際のサポートや、ターン時のバランスをとるために使います。

グローブ/ヘルメット/ゴーグル

転倒や衝突から身体を守るために必ず着用します。

スキー・スノボ場で見かける!基本用語解説

コースの難易度

コースは初心者向け・中級者向け・上級者向けと分かれており、多くのコースに最大斜度と平均斜度が掲載されています。

初心者の方の場合は、最大斜度20度・平均斜度10〜14度のコースでデビューするのがおすすめです。

また、コースの幅の広さも重要なポイントで、コースの幅が広ければ、他の人と衝突する心配がなく、のびのびと爽快感のあるスキーを楽しめます。

余裕が出てきたら、雄大な景色を楽しみながら滑るのも思い出になりますよ。

ゲレンデ

スキーやスノーボードができる専用の斜面です。

コースの形状や難易度に応じて区分されています。

リフト

スキー板やスノーボードを持って、ゲレンデの上部へ移動するための装置です。

キャビンに乗る「ゴンドラ」や、椅子に座って上昇する「チェアリフト」などの種類があります。

コース

ゲレンデ内の特定の滑走路です。

初心者向けの「緩斜面コース」や上級者向けの「急斜面コース」があります。

パーク

ジャンプ台やレール、ボックスなどが設置されたエリアで、トリックや技を楽しむための場所です。

スノーパーク

ジャンプやトリックの練習ができる場所で、初心者から上級者まで楽しめます。

スラローム

スノーボードやスキーにおいて、ポールを通過しながら滑走する技術や競技のことです。

バーン

ゲレンデの斜面やコースを指す言葉です。

初心者におすすめ!山梨周辺で楽しめるスキー場4選

ふじてんスノーリゾート

鳴沢村にある富士山の麓のスキー場「ふじてんスノーリゾート」!

初級者から上級者まで楽しめる多彩なコース&エリアが特徴で、アイテムも多く揃います。

より詳しく知りたい人はこちらから!

サンメドウズ清里スキー場

晴天率80%の最高のロケーションでスキー・スノーボードを楽しめる「サンメドウズ清里スキー場

八ヶ岳主峰「赤岳」の南麓に位置し、山頂からは清里高原の雄大な景色、そして「富士山」を一望できるロケーションにあります。

カムイみさかスキー場

2022年北京オリンピックのスノーボード男子ハーフパイプで金メダルを獲得した平野歩夢選手も、小さいころから度々訪れていた場所として知られている「カムイみさかスキー場」!

家族連れでも楽しめるのがポイントで、コンパクトなゲレンデ構成で初心者から中上級者まで様々なコースがありますよ。

スノーパーク イエティ

日本一早くオープンし、静岡県側の富士山二合目に位置している「スノーパーク イエティ」!

アクセスも良く、高速バスなどで気軽に来れるのもポイントですよ!

まとめ

今回は、スノーボード・スキーの基礎知識や基本姿勢など、初心者向けに紹介しました。

これらの情報を参考に、安全で楽しい冬のアクティビティを満喫してくださいね!

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